公明党の石井啓一幹事長は12日、松野博一官房長官と首相官邸で面会し、新型コロナウイルス感染拡大の「第8波」への備えを求める要請書を手渡した。変異株「オミクロン株」対応の最新型ワクチン接種を年内に完了させるため、地方自治体への支援強化などを求める内容。松野氏は「接種を促進していくことが重要だ。しっかりとやっていきたい」と応じた。
 要請書はまた、接種事務のデジタル化や、ワクチンの国内生産推進なども求めた。 (C)時事通信社