政府は13日、経済安全保障推進法に基づき安定供給を図るため、半導体や液化天然ガス(LNG)、肥料原料を含む計11分野を「重要物資」に指定する案を、自民党の関連会合で提示した。一般からの意見公募を経て年内にも閣議決定し、重要物資の備蓄や調達先の多角化を進める。
 11分野のうち主なものは、このほかレアアース(希土類)といった重要鉱物、医薬品など。重要物資の選定については、国民の生存に必要不可欠、特定国に過度に依存といった4要件すべてを満たす必要がある。 (C)時事通信社