内閣府は14日、自然や生物多様性に関する世論調査結果を公表した。自然に対し「非常に関心がある」「ある程度関心がある」と答えた人の割合は75.3%で、前回調査(2019年)の90.6%から大幅に低下。調査方法が変わり単純比較はできないが、説明に同席した環境省の担当者は「新型コロナウイルスの拡大で自然に触れる機会が減ったからではないか」と分析している。
同省担当者はまた、コロナによる経済状況の悪化で気持ちに余裕がなくなっている可能性もあると指摘した。調査は今年7~8月、18歳以上の男女3000人に郵送で実施。1557人(51.9%)から有効回答を得た。 (C)時事通信社
自然への「関心」低下=コロナ影響か―内閣府調査

(2022/10/14 17:11)