厚生労働省は18日、今冬に懸念される新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行に備え、抗原検査キットと解熱鎮痛剤の購入を呼び掛けることを決めた。新型コロナとインフルの感染者が増加したり、医療が逼迫(ひっぱく)したりした際には、重症化リスクの高さに応じた受診行動の徹底を求める。
同省が感染状況に応じた国民向けメッセージをまとめ、日本医師会や日本薬剤師会などが参加した会合で示した。
同時流行について、厚労省は「感染が落ち着いている」「感染者の増加が見られ同時流行の兆しが見える」「同時流行により医療逼迫が懸念」の3段階に分類した。 (C)時事通信社
検査キットと解熱剤購入呼び掛け=コロナ、インフル同時流行対策―厚労省

(2022/10/18 20:32)