第35回東京国際映画祭が24日、開幕した。今年はコロナ禍を経て3年ぶりにレッドカーペットが復活。会場の東京宝塚劇場(東京都千代田区)前には、国内外の俳優や監督が次々と登場し、華やかな空気に包まれた。
オープニングセレモニーでは、コンペティション部門の審査委員長に就任した米国の舞台演出家で映画監督のジュリー・テイモアさんが「今私たちに一番欠けているのは人や場所への共感。その共感を映画祭で得られたら」とあいさつ。映画祭の「アンバサダー」を務める俳優の橋本愛さんも「大きな規模の映画祭を開催できてほっとしている」と語った。
昨年より会場を拡大し、期間中に169作品を上映予定。最高賞を競うコンペ部門には日本映画3作を含む15作品が選ばれ、結果は最終日の11月2日に発表される。 (C)時事通信社
東京国際映画祭が開幕=3年ぶりレッドカーペット復活

(2022/10/24 20:44)