与野党6党は25日午前、国会内で国対委員長会談を開き、山際大志郎前経済再生担当相の辞任を受けた国会対応を協議した。野党は午後の衆院本会議で感染症法改正案を審議入りさせる条件として、岸田文雄首相が本会議で辞任の経緯に関して説明するよう要求。自民党は応じる考えを示した。
 立憲民主党の安住淳国対委員長は会談で「突然辞任するのは無責任であり強く抗議する。どうせ辞めるのなら、国会が始まる前に辞めるべきだ。首相の責任は極めて重い」と述べた。 (C)時事通信社