【ビジネスワイヤ】スイスのバイオ製薬企業フェリング・ファーマシューティカルズは、同社の再発性クロストリディオイデス・ディフィシル感染症(rCDI)の微生物叢(そう)治験薬「RBX2660」について、新しいサブグループ解析の結果を発表した。解析の対象はPUNCH・CD臨床プログラムのデータ。1件目の解析では、RBX2660が身体的・精神的・社会的な面で健康関連の生活の質(HRQL)に及ぼす影響を評価。RBX266群はプラセボ群と比較して、8週目における精神的影響と合計スコアが統計的に優れていた。2件目の解析では、併存疾患を持つ65歳以上の患者で8週目の治療成績を評価。CDI無再発の治療成功率は併存疾患の違いによらず一貫していた。結果は感染症週間(IDWeek)2022で発表された。(C)時事通信社