2022年度上期の連結業績を発表=武田薬品〔BW〕
【ビジネスワイヤ】武田薬品工業は、2022年度上期の連結業績を発表した。売上高は1兆9748億円で、成長率はコア・恒常為替レートベースで対前年同期+5.5%、財務・実勢レートベースで対前年同期+10.1%の成長を達成。コアベースの営業利益は6252億円で、利益率は31.7%、恒常為替レートベースの成長率は対前年同期+14.5%だった。前年度第1・四半期に計上した日本の糖尿病治療剤ポートフォリオ売却の一過性要因が、財務ベースの営業利益の増減に影響した。主要ビジネス領域のうち特に消化器系疾患領域では、エンタイビオのピーク時売上高想定を75~90億ドルに上方修正した。レバレッジ低下の取り組みを進め、上期末時点の純有利子負債/調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)倍率は2.6倍となった。通期の財務ベースおよびコアベースの通期予想、フリー・キャッシュ・フローを上方修正し、通期マネジメントガイダンスを維持する。(C)時事通信社
(2022/10/28 10:48)