【ロンドン時事】英国民統計局が11日発表した7~9月期の実質GDP(国内総生産)速報値は、前期比0.2%減少した。物価高騰の影響で、GDPの6割を占める個人消費が低迷した。マイナス成長となるのは、コロナ禍で景気が冷え込んだ昨年1~3月期以来6四半期ぶり。
7~9月期の個人消費は0.5%減。衣料品や日用品、食品、家具などへの支出が総じて減少した。
英イングランド銀行(中央銀行)は、物価高や利上げを背景に、2024年4~6月期まで8期連続でマイナス成長が続くと予想している。 (C)時事通信社
英GDP、0.2%減=物価高騰で消費低迷―7~9月期
(2022/11/11 18:59)