【北京時事】中国国家統計局が15日発表した10月の小売売上高は前年同月比0.5%減と、5カ月ぶりにマイナスとなった。前月からは3ポイントの低下。厳格な新型コロナウイルス対策が長期化するとの懸念から、消費者心理が一段と冷え込んだ。
中国では10月、5年に1度の共産党大会の開催に合わせて全国的に行動制限が強化された。党大会でコロナ対策継続の方向性が示されたこともあり、景気の先行きに対する悲観的な見方が市民の間に広がったもようだ。 (C)時事通信社
中国小売売上高、0.5%減=5カ月ぶりマイナス―10月
(2022/11/15 12:22)