航空会社スカイマーク(東京)は16日、累計の搭乗者数が1億人を突破したと発表した。1998年9月に羽田―福岡間で運航を開始してから24年余り。経営破綻やコロナ禍による苦境を乗り越えての大台到達で、12月に予定されている東証への株式再上場に弾みをつけた。
 1億人達成を記念し、羽田空港では同日午前、下地島(沖縄県宮古島市)行きの搭乗客らに、人気の機体「ピカチュウジェット」をデザインした荷物タグなどの記念品が配られた。加藤勝也専務は今後について、「心のこもったサービスを身近な価格で提供していきたい」と意気込みを語った。 (C)時事通信社