厚生労働省と文部科学省は18日、2023年3月に卒業予定の大学生の就職内定率が、10月1日時点で74.1%だったと発表した。前年同期比2.9ポイント上昇。新型コロナウイルス感染拡大で落ち込んだ経済の回復や人手不足を背景に、2年連続で前年を上回った。
 企業の採用意欲が高まり、早期に内定を得た学生が増えたとみられる。ただ、コロナ禍直前の3年前の水準(76.8%)には届かなかった。 (C)時事通信社