松野博一官房長官は21日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症対策として2020年4月から実施している首相や官房長官による記者会見の出席者数の制限を今後も継続する考えを示した。松野氏は、新規感染者数が全国的に増加していることに触れた上で、「首相官邸での感染防止は危機管理の観点から極めて重要だ。官邸で開催される会見や会議では、引き続き出席者を絞った上でマスクを着用する、座席の間隔に余裕を設ける、手指消毒をお願いするなどの対策を行う必要がある」と説明した。 (C)時事通信社