国の特別天然記念物コウノトリが香川県丸亀市のため池で死んでいるのが見つかり、香川、徳島両県は23日までに、高病原性の鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)に感染していたことが確認されたと発表した。徳島県によると、コウノトリの鳥インフルへの感染確認は国内初という。
 感染が判明したのは、徳島県鳴門市で昨年4月に生まれたコウノトリの雌「にじ」(1歳)。今月15日に死んでいるのが見つかり、国立環境研究所による遺伝子検査で22日に感染が確認された。 (C)時事通信社