新型コロナウイルス対策の持続化給付金の詐取金を、正当な業務契約の報酬と偽って受領したなどとして、警視庁犯罪収益対策課は25日までに、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)容疑で、コンサルタント会社「iNiDEP(イニデップ)」(名古屋市中区)社長谷逸輝容疑者(25)=岐阜県海津市=ら5人を逮捕した。谷容疑者は黙秘しているという。
犯罪収益対策課は両罰規定を適用し、同社も書類送検した。同容疑での法人の立件は全国初という。
逮捕容疑は2020年5~9月、受給資格がない37人に給付金の詐取方法を指南して得た報酬計740万円について、正当なコンサル料と装い、犯罪収益であることを隠すなどした疑い。 (C)時事通信社
コンサル装い犯罪収益を隠匿容疑=コロナ給付の詐取金、5人逮捕―法人も初摘発・警視庁

(2022/11/25 16:10)