観光庁が30日に発表した宿泊旅行統計調査の速報値によると、10月に国内のホテルや旅館に宿泊した日本人は、延べ4210万人で、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年同月と比べ5.8%増加した。10月11日から国内観光の需要喚起策「全国旅行支援」が始まったことで、宿泊者数の増加につながったとみられる。
19年同月比で宿泊者数が増えたのは、21年12月以来10カ月ぶり。観光庁は年明け以降も割引率などを縮小した上で旅行支援を継続する方針だ。 (C)時事通信社
日本人宿泊者、コロナ前の5.8%増=全国旅行支援で押し上げ―10月速報値

(2022/11/30 17:05)