静岡県裾野市は30日、同市の私立「さくら保育園」で、保育士が園児の足をつかんで宙づりにするなど体罰を繰り返していたと発表した。園側は体罰などの把握後、職員に口外しないことを誓約させていたという。市は園に是正指導し、今後、県と特別指導監査を行う方針。
市によると、約20人の1歳児クラスで3人の保育士が、複数の園児に対して足をつかんで宙づりにしたり、頭をたたいたりしていた。泣いている姿を携帯電話で撮影したほか、「ブス」「デブ」などの暴言も吐いていたという。8月に市民から通報があり発覚した。
園側は保育士44人からの聞き取りで体罰や暴言を確認。その後、職員に口外禁止の誓約書を書かせていたという。園側は市に調査結果を報告し、保育士3人のうち2人を勧奨退職、1人をけん責の処分にした。
村田悠市長は記者会見で「行政として改善に取り組む。監視体制を確立し、このような事件を二度と起こさない」と述べた。 (C)時事通信社
園児宙づり、体罰や暴言も=静岡の保育園、職員に「口外禁止」

(2022/11/30 20:07)