JR西日本は30日、管内の不採算17路線30区間について、2019~21年度の収支状況を公表した。費用に対する収入の割合を示す全体の収支率は3年間平均で10.9%と、18~20年度(12.4%)と比べ1.5ポイント悪化した。少子高齢化などに加え、新型コロナウイルスの感染拡大が打撃となった形だ。
全区間とも赤字で、赤字額は山陰線の出雲市―益田間(35.0億円)、紀勢線の新宮―白浜間(29.5億円)、関西線の亀山―加茂間(16.2億円)の順に大きかった。 (C)時事通信社
不採算17路線の収支率悪化=30区間、コロナ禍で―JR西

(2022/11/30 18:49)