FDAがデング熱ワクチン候補のBLAを優先審査に指定=武田薬品〔BW〕
【ビジネスワイヤ】武田薬品工業は、同社の4価弱毒生デング熱ワクチン候補「TAK―003」の生物学的製剤承認申請(BLA)が、米食品医薬品局(FDA)から優先審査に指定されたと発表した。TAK―003は4種類の血清型すべてのデング熱の予防に効果がある。米国では4歳から60歳を接種対象として審査中。BLAの基盤となった第3相TIDES試験では、TAK―003が4.5年の追跡期間を通じ、全体集団でデング熱による入院の84%、症候性デング熱の61%を予防した。TAK―003は既にインドネシアで承認済みで、欧州では今後数カ月以内に承認される見込み。ラテンアメリカとアジアでも審査が進行中。(C)時事通信社
(2022/12/02 09:24)