【ビジネスワイヤ】非侵襲的モニタリング技術大手の米マシモ(NASDAQ:MASI)は、同社の非侵襲的・連続的ヘモグロビン(SpHb)技術が効果的なPBM(患者中心の輸血医療)に役立つことを示す新研究の結果を発表した。研究は、トルコのマルマラ大学のグループが実施。待機的大手術を受ける成人患者を対象に、SpHbと従来の断続的採血法によるヘモグロビン・モニタリングを比較した。両群間で術中の赤血球輸血量などに有意差はなかったが、術後の赤血球輸血量はSpHb群の方が有意に少なく、術後のヘモグロビン値もSpHb群が有意に高かった。研究者らは、大手術において従来法にSpHb法を加えることで、効果的なPBMが可能になると結論付けている。(C)時事通信社