東芝は8日、東北大学や情報通信研究機構(NICT)と共同で、多数の個人の遺伝子データを複数拠点に分散保管し、量子暗号通信や秘密分散の技術を活用した量子セキュリティーに個人認証を連携させ、医療や健康管理に安全に活用する個別化ヘルスケアシステムを構築したと発表した。遺伝子情報の漏えいや改ざんなどを防ぎ、安全に復元・復号して活用することを可能にし、個々人に適した健康管理の実現や普及を図る。 (C)時事通信社