阪神大震災の犠牲者の鎮魂と復興を願う祭典「神戸ルミナリエ」の代替イベントが9日、神戸市中央区で始まった。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、光の回廊を設けないなど、3年連続で規模を縮小しての開催となった。イルミネーション点灯は18日まで。
同区内の会場4カ所に、過去のルミナリエなどで展示された電飾計11基を設置した。東遊園地会場にあるメイン作品「カッサアルモニカ」は電飾で彩られた高さ11メートルの光の聖堂。イタリア語で「音楽の家」を意味し、期間中は音楽ステージとしても使われる。9日は同市立小学校の合唱団が、震災以降歌い継がれてきた合唱曲「しあわせ運べるように」などを披露した。 (C)時事通信社
神戸でイルミネーション点灯始まる=「ルミナリエ」代替―阪神大震災鎮魂

(2022/12/09 21:17)