【パリ時事】世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は14日の記者会見で、中国で新型コロナウイルス感染が急増していることについて、厳格な行動制限を伴う「ゼロコロナ」政策の緩和とは無関係だとの見方を示した。ロイター通信が伝えた。
ライアン氏は、新型コロナは規制緩和のかなり前から中国国内で「集中的に」広がっていたと説明。ゼロコロナ政策は感染拡大防止に効果がなかったと指摘した上で、抑制には十分な数の人々にワクチンを接種することだと強調した。 (C)時事通信社
規制緩和と無関係=中国のコロナ感染急増―WHO

(2022/12/15 05:57)