今春の大学卒業者約59万人のうち、74.5%に当たる約43万9000人が就職したことが21日、文部科学省が発表した学校基本調査(確定値)で分かった。就職率の上昇は3年ぶりで、前年度比0.3ポイント上昇した。同省は「新型コロナウイルス感染拡大前の水準には戻っていないが、回復してきているのではないか」と分析している。
文科省によると、大学院などへの進学者は約7万3000人で、進学率は前年度より0.6ポイント上昇し12.4%だった。
また高卒(浪人生を含む)の大学進学率は56.6%で、前年度より1.7ポイント上昇し過去最高を更新した。 (C)時事通信社
大卒就職率、74.5%=3年ぶり上昇―文科省調査
(2022/12/21 17:10)