アロステリックTYK2阻害薬を米ニンバスから取得へ=武田薬品〔BW〕
【ビジネスワイヤ】武田薬品工業は、米ニンバス・セラピューティクス子会社の米ニンバス・ラクシュミから、経口アロステリックTYK2(チロシンキナーゼ2)阻害薬「NDI-034858」を取得する契約を締結したと発表した。NDI-034858は、広範な免疫介在性疾患に対してベストインクラスの有効性と安全性を示す可能性を持つ。中等度から重度の尋常性乾癬(かんせん)を治療する第2b相試験では良好なトップライン結果が得られており、活動性の乾癬性関節炎を治療する第2b相試験が進行中。来年は乾癬を治療する第3相試験に入る見込み。武田薬品は、炎症性大腸炎やその他の自己免疫疾患の治療薬としても開発を進める予定。買収取引は、武田薬品の2022会計年度末までに完了する見込み。(C)時事通信社
(2022/12/22 07:32)