全研本社は来年1月3日から、外国人の介護人材向けの新たなサービス「ZENKEN NIHONGO 介護」を始める。外国人が働きながら「介護福祉士」の資格を取得するため、介護現場で使われる日本語や専門用語などを教える。資格取得のための頻出問題をマスターする受験対策も実施し、3~4年内の合格を目指す。介護現場で勤務した経験を持つ複数の日本語教師が授業をするのが特徴。厚生労働省によると、高齢化の進行を背景に2040年には介護人材を現在から約69万人も増やす必要がある。全研本社は、外国人の介護福祉士を増やし、介護分野の人手不足の問題解消に貢献する考えだ。 (C)時事通信社