国内で2022年に確認された新型コロナウイルス感染者は計2750万4428人に上り、21年の18.4倍となった。感染力の強いオミクロン株が猛威を振るい、各地で感染者が増加した。死者は計3万9158人で2.6倍に増えた。
 国内の感染者は20年1月に初めて確認され、同年は計約23万人に上った。21年はデルタ株が流行するなどして約149万人が感染。22年は年明けからオミクロン株が広がり、「第7波」が到来した夏場には1日当たりで過去最多となる26万人超の感染が確認された。
 死者は20年が3507人、21年が1万4908人で、感染者とともに増加。22年は「第8波」の拡大に伴い11月に入って急増し、12月27日には1日当たりの死者が初めて400人を超えた。
 31日は新たに10万6412人の感染と256人の死亡が確認された。新規感染者は1週間前と比べ約7万1000人減少した。 (C)時事通信社