【ビジネスワイヤ】非侵襲的モニタリング技術大手の米マシモは、同社の非侵襲的・連続的ヘモグロビン(SpHb)技術の精度を選択的帝王切開患者で検討した新研究の結果を発表した。カイロ大学のグループが実施した研究では、分娩(ぶんべん)前出血があり、輸血の候補者であった患者を対象に、麻酔導入前、輸血前、輸血後の3時点で、SpHbと侵襲的方法の両方でヘモグロビンを測定した。その結果、SpHbと侵襲的ヘモグロビンの値の間に有意な正の相関関係が認められた。研究者らは、さらなる大規模研究が必要としながらも、SpHbが低ヘモグロビン値でも臨床的に許容できる測定精度を示したと結論付けた。結果はEgyptian・Journal・of・Anesthesiaに掲載された。(C)時事通信社