遠隔モニタリングシステムで心肺蘇生法の実施率が低下=米マシモ〔BW〕
【ビジネスワイヤ】非侵襲的モニタリング技術大手の米マシモは、同社の遠隔モニタリングシステム「マシモ・ペイシェント・セーフティーネット」が病院の迅速対応チーム(RRT)の有効性に及ぼす影響を評価した研究の結果を発表した。サウジアラビアのキング・サウード・メディカル・シティーのグループが一般病棟で実施した研究では、同システムの導入前と導入後の成績を比較。導入後は導入前と比べ、RRTの稼働回数が増加し、心肺蘇生法(CPR)の実施率の有意な低下と成功率の有意な増加、入院期間の短縮、院内死亡率の低下が認められた。研究者らは、外科病棟や混合病棟で同システムのさらなる評価を実施すべきだとしている。(C)時事通信社
(2023/01/07 08:05)