非小細胞肺がんの腫瘍治療電場療法で全生存期間が延長=ノボキュア〔BW〕
【ビジネスワイヤ】がん治療機器開発のスイス企業ノボキュアは、同社の腫瘍治療電場(TTフィールド)療法と標準治療薬との併用で非小細胞肺がんを治療するLUNAR試験で主要評価項目を達成したと発表した。試験は、プラチナ製剤療法でも進行したステージ4の非小細胞肺がん患者が対象。TTフィールドを対照薬の免疫チェックポイント阻害剤(ICI)またはドセタキセルと併用した場合を対照薬の単独療法と比較した。ICIを併用した場合、ICI単独と比較して、全生存期間が統計的に有意かつ臨床的に意義のある改善を示した。ドセタキセルの場合も、併用療法が単独療法より全生存期間が長かった。TTフィールド療法は忍容性が良好だった。同社は今年後半に米国と欧州で同療法の承認申請を行う計画。(C)時事通信社
(2023/01/11 11:42)