日銀は12日、冬の支店長会議を開き、全国を9地域に分けて景気動向を分析した「地域経済報告(さくらリポート)」をまとめた。景気判断は、北陸や関東甲信越、近畿、九州・沖縄の4地域で「持ち直している」などに上方修正。5地域は据え置いた。新型コロナウイルスの感染者が冬場にかけて増加したものの、旅行需要の回復などが個人消費を押し上げた。 (C)時事通信社