セブン&アイ・ホールディングス=2023年2月期連結業績予想を上方修正。米スピードウェイの買収効果やフレッシュフードの品ぞろえ拡充で、海外コンビニエンスストア事業の業績が伸びているほか、コロナ禍からの人流回復で国内コンビニ事業も好調なことが要因。 
 事業別の営業利益予想では、海外コンビニ事業が2866億円(前回予想は2636億円)、国内コンビニ事業が2317億円(同2303億円)に上方修正。スーパーストア、百貨店・専門店事業は光熱費高騰の影響で下方修正した。通期の想定為替レートは1ドル=131.0円を据え置く。
 22年3~11月期は増収増益。国内コンビニ事業はカレーのフェアやプライベートブランドの好調が寄与した。一方、スーパーストア事業のイトーヨーカ堂や百貨店・専門店事業は、電気代高騰などで苦戦した。(C)時事通信社