【北京時事】中国国家統計局が17日発表した2022年の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年比3.0%増加した。伸び率は21年の8.4%から急減速し、新型コロナウイルスの流行が本格的に始まった20年(2.2%)以来の低成長にとどまった。感染拡大を徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策の影響で生産や消費が低迷し、政府が目標に掲げた「5.5%前後」を大きく下回った。 (C)時事通信社