総務省消防庁は18日、2021年の救急車と消防防災ヘリコプターによる救急出動件数が前年比4.4%増の619万6069件だったと発表した。2年ぶりの増加で、新型コロナウイルスの感染拡大により出動要請が増加したことが一因とみられる。
救急車が現場に到着するまでにかかった時間は、全国平均で約9.4分(前年約8.9分)。コロナ感染防止対策で、出動するたびに救急隊員が防護服を着用したり、救急車内を消毒したりするため、時間がかかるようになった。 (C)時事通信社
救急出動2年ぶりプラス=21年、コロナ影響―総務省消防庁
(2023/01/18 16:48)