細胞治療薬向けフィブロネクチン、日本で適格性確認=米アクロン〔BW〕
【ビジネスワイヤ】細胞・遺伝子治療産業向けサービス大手の米アクロン・バイオは、同社のヒトフィブロネクチンについて、日本の医薬品医療機器総合機構(PMDA)から適格性を確認されたと発表した。フィブロネクチンは細胞治療薬の製造時に付着依存性細胞の付着と増殖を促進するもの。同社のヒトフィブロネクチンは米国内の認可済み献血センターから供給されるヒト血漿(けっしょう)を原料に、現行適正製造基準(cGMP)に基づいて製造され、ウイルスとプリオンが不活化されている。今回、厚生労働省の生物由来原料基準で定められた動物/ヒト由来原料の要件に適合し、安全性の懸念がないことが示された。(C)時事通信社
(2023/01/19 13:47)