【ビジネスワイヤ】ヘルスケア機器のPHC(東京都港区)は、電子処方箋のモデル事業を支援していると発表した。今月から開始される電子処方箋の全国展開に先立ち、同社は厚生労働省選定の全4地域(山形県酒田地域、福島県須賀川地域、千葉県旭地域、広島県安佐地域)で電子処方箋モデル事業の支援に着手。支援では診療所向けシステム「Medicom-HRシリーズ」と調剤薬局向けシステム「Pharnesシリーズ」のソフトウエアを利用している。処方箋の電子化により、患者情報を複数の医療機関・調剤薬局間で共有できるため、重複投薬の予防などにつながる。(C)時事通信社