孤独・孤立対策を担当する小倉将信少子化相は20日の閣議後記者会見で、孤独・孤立対策の基本理念や、国と自治体の役割などを示す新法案を23日召集の通常国会に提出する考えを表明した。法案には岸田文雄首相を本部長とする「対策推進本部」(仮称)の設置も盛り込み、政府横断的に問題に取り組めるようにする。
法案は3月上旬にも国会に提出する。孤独・孤立の問題は、長引くコロナ禍の影響でより深刻になっており、小倉氏は「継続的、長期的な施策対応を担保するためには、国や地方で孤独・孤立対策の安定的な推進体制を整備することが必要だ」と強調した。 (C)時事通信社
孤独・孤立対策で新法案=基本理念明記、国会提出へ―小倉担当相

(2023/01/20 12:46)