厚生労働省の専門部会は26日、新型コロナウイルスワクチンの4月以降の接種の在り方について議論を本格化させた。新型コロナワクチンは予防接種法上の「臨時接種」に位置付けられ、3月まで無料で打つことができるが、委員からは現在の体制を維持するよう求める意見が相次いだ。
政府は4月以降も無料接種を当面継続する方向で調整している。新型コロナの感染症法上の位置付けが「5類」へ引き下げられた後は、対象者を高齢者ら重症化リスクのある人に限定したり、一部有料化も可能な「定期接種」へ移行したりすることも視野に検討が進められる。 (C)時事通信社
「接種体制継続を」意見相次ぐ=4月以降のコロナワクチン議論―厚労省専門部会

(2023/01/26 16:26)