【ビジネスワイヤ】創薬・医薬品開発サービスの米クラウン・バイオサイエンスは、臨床生体試料サービス大手の独IndivumedのIndivuServ事業部門を買収する契約を締結したと発表した。契約に伴い、現IndivuServ事業部門のIndivumed・Servicesと現IndivuType事業部門のIndivumed・Therapeuticsが、独立事業体として設立される。Indivumed・Servicesはクラウンの100%子会社となる。買収対象には約100万件の試料と関連臨床データから成るバイオバンクと、米国・欧州・アジアにおける60以上の臨床部門から成るネットワークが含まれる。Indivumed・Therapeuticsは、今後もマルチオミクスデータ事業を継続する。3社は試料アクセス事業などで提携し、Indivumedグループの創設者で最高経営責任者(CEO)のHartmut・Juhl氏がクラウンの科学諮問委員に就任する予定。(C)時事通信社