【ソウル時事】在北朝鮮ロシア大使館は30日、北朝鮮当局が呼吸器疾患の患者が増えていることを理由に首都、平壌で25日から実施していた封鎖措置が30日午前0時(日本時間同)に解除されたと明らかにした。ロシア大使館が、北朝鮮外務省から各国大使館への通知文を公表した。ただ、北朝鮮の新型コロナウイルス感染の実態は依然不明だ。
北朝鮮当局は、防疫対策を強化する理由として、新型コロナに言及せず、インフルエンザなどの流行を指摘。防疫措置を行う期間中は外出制限と毎日4回の検温、発熱した場合の報告を求めていた。 (C)時事通信社
平壌封鎖を解除=現地ロシア大使館に通知―北朝鮮

(2023/01/30 16:29)