JR東海=2022年4~12月期の連結決算は大幅な増収、営業増益。純損益は1806億円の黒字(前年同期は123億円の赤字)と、4~12月期としては3年ぶりの黒字となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響はあったものの、輸送サービスの増強により鉄道利用が回復したことなどが寄与した。
売上高は前年同期比48.5%増の1兆0191億円、営業利益は8.2倍の3063億円と大きく伸びた。経常損益は2544億円の黒字(前年同期は147億円の赤字)と、3年ぶりの黒字だった。
運輸収入は61.7%増となったが、新型コロナ感染拡大前の18年4~12月期との比較では26.3%減だった。
23年3月期の業績予想に関しては、運輸収入は当初の予想を上回っているが、新型コロナの影響が残っているため「先行きは不透明だ」(担当者)として、据え置いた。(C)時事通信社
〔決算〕JR東海、22年4~12月期は純利益1806億円=3年ぶり黒字に
(2023/01/30 17:30)