【ニューヨーク時事】米航空機大手ボーイングは31日、「ジャンボジェット」の愛称で知られる「747」型機の最終生産機体を納入先の航空会社に引き渡す記念式典を開催した。同機は半世紀を超えて世界の航空会社に納入されたが、新型コロナウイルスが大流行した2020年に、製造を22年で打ち切る方針が決まっていた。
 最後の機体となった「747―8」貨物型の納入先は米アトラス航空。ボーイングの工場がある米西部ワシントン州エバレットで行われた式典はインターネット上で生中継された。 (C)時事通信社