アステラス製薬は6日、岡村直樹副社長(60)が4月1日付で社長に昇格する人事を発表した。安川健司社長(62)は代表権のある会長に就く。社長交代は5年ぶり。
 主力の前立腺がん治療薬「イクスタンジ」の今後の特許切れで、後発薬との競争激化が予想される。岡村氏は記者会見で、「持続的な成長を盤石にするのが私の任務。いくつかの戦略商品を束ね、穴を埋めたい」と述べた。 (C)時事通信社