松野博一官房長官は8日の記者会見で、自衛隊が東京と大阪で運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場について、体制を3月以降縮小する方針を明らかにした。松野氏は「1月以降、予約・接種状況が減少傾向にある」と説明。終了時期については「現時点で方向性を含め、何ら決定していない」と述べた。
自衛隊による大規模接種は菅内閣時代の2021年5月に開始。ワクチン接種の進展に伴って同年11月末にいったん終了した。その後、オミクロン株による感染再拡大を受け、東京は昨年1月、大阪は同2月に再開した。 (C)時事通信社
ワクチン大規模接種、3月に縮小=予約減少踏まえ

(2023/02/08 12:54)