三菱ケミカルグループは14日、再生医療に使う細胞製剤「Muse(ミューズ)細胞」を用いた製品開発を中止すると発表した。同社は事業ポートフォリオの見直しを進めており、今回の撤退もその一環。傘下の田辺三菱製薬(大阪市)でも新型コロナウイルスワクチン開発からの撤退を公表している。 (C)時事通信社