【ワシントン時事】カーター元米大統領(98)が運営する非営利団体は18日、カーター氏が病院での治療を断念し、穏やかに最期を迎えるための終末期ケアに移行する決断をしたと発表した。「残された時間を自宅で家族と過ごし、ホスピスケアを受ける」と説明している。
 カーター氏は、米大統領経験者としては史上最高齢。ロイター通信によると、肝臓や脳に腫瘍を患い、近年は入退院を繰り返していた。団体によれば「家族と医療チームの全面的なサポートを受けている。多くの人々の気遣いに感謝している」という。 (C)時事通信社