【ビジネスワイヤ】非侵襲的モニタリング技術大手の米マシモは、同社の予備酸素摂量指数(ORi)で腹腔(ふくくう)鏡下胃切除術中の高酸素血症を低減する新研究の結果を発表した。韓国の成均館大学が実施した研究では、待機的腹腔鏡下胃切除術を受ける成人患者を対象に、酸素補給の指針として二つの方法を比較。麻酔中の吸入気酸素濃度(FiO2)を、ORiと酸素飽和度(SpO2)のモニタリング併用での調節と、SpO2単独のモニタリングでの調節の2グループで検証した。その結果、ORiとSpO2を併用することによって、SpO2単独の場合よりも、術中の高酸素血症が低減することが確認された。(C)時事通信社