【ビジネスワイヤ】スペインの製薬企業フェラーとスイスのバイオテクノロジー企業アセニューロンは、進行性核上性まひ(PSP)治療薬候補「ASN90」のライセンス契約を締結したと発表した。PSPは歩行や発話などに深刻な障害をもたらす希少神経疾患で、ASN90はO-GlcNAcase阻害の機序を持つ有望なPSP治療薬候補。今回の契約により、フェラーはASN90の開発・商業化の世界的独占権をアセニューロンから取得。同社は今後、ASN90の第2相臨床試験を実施する予定。(C)時事通信社