全日本空輸は24日、2023年度の夏と冬の一時金をそれぞれ月例賃金の2カ月分支給する方針を労働組合に伝えた。夏冬ともに新型コロナウイルス禍前の19年度の支給水準に戻ることになる。国内外の旅客数の回復を踏まえた。業績に応じた年度末の一時金は、支給の有無を含めて今後検討する。
 全日空の一時金は、経営環境悪化で20年度は夏1カ月分のみ、21年度は夏冬ともゼロだった。22年度は夏1カ月分、冬2カ月分で、さらに年度末に最大1カ月分支給するかどうかを判断する。 (C)時事通信社