2022年の生活保護申請件数が23万6935件(1~3月は確定値、4月以降は速報値)となり、21年と比べて0.8%程度増えたことが1日、厚生労働省の調査で分かった。申請件数が前年を上回るのは3年連続。同省担当者は「新型コロナウイルスや物価高の影響などを注視していく」と話している。
 また、同省によると、22年12月分の申請件数は前年同月比0.3%減の1万7706件だった。前年同月比で申請件数が減ったのは、22年4月以来8カ月ぶり。 (C)時事通信社